かつて行きつけだった温泉が無くなっていたお話

以前住んでいた場所のとある温泉がすきで、車で片道40分をかけ、

週1ペースで通っていました。そこは自治体が経営をしており、設備

が古く温泉の種類も少ないのですが、入浴料250円と安いのと、港が

見わたせる景色が好きで、昼間から夜、各景色を楽しみに何十回と通

っていました。

ほかの利用客はほとんどおらず、多くて2~3人で夜になると一人貸

し切り状態の時間帯もあり経営状態はあまりよくはなかったのです

が、個人的には客が少なく穴場でしたのでとても気に入っておりまし

た。

先ほど言ったように風呂の種類は、熱い湯、ぬるま湯、水風呂の3種

類でサウナはなく非常に遊びのないシンプルな構成で、泉質は塩化物

泉、効能は神経痛・リウマチ・胃腸病等。露天風呂や貸切風呂もな

く、休憩所にはマッサージチェアが置いてあり、風呂上りにはよく利

用させてもらいました。

そんな個人的には好きだった温泉が閉館となったのを知ったのが、一

昨年の3月ごろ。

引っ越したのでもはや何とも言い難いが、せめてもっと通っておけば

なぁとさみしく思ったのを思い出した。

しかし、残すか否かを決めるのは結局は経営者だから、仕方のないこ

とです。

個人的には温泉でも銭湯でも新しいところも好きなのですが、昭和の

古い施設の温泉のほうがノスタルジックな思いにふけられて好きです。

今の温泉はバラエティーに富んでいて、例えば日替わりの湯とか、炭

酸泉(自然か人工かは不明)など挙げればきりがないほど客の価値観

の多様性に対応をしています。

そんな中でも、種類がシンプルだけどどこか懐かしいそんな施設がま

だまだ現役で営業しているところもあり、それも古いものが好きとい

う価値観をもった客がいるということも、せめてこれを読んでくださ

った皆様にもわかっていただけたらとても嬉しく思います。

 

 

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